大和ミュージアムに海上自衛隊の潜水艦はありませんが、隣接する海上自衛隊呉史料館(愛称・てつのくじら館)に展示されています。
この日本で唯一とも言える陸上展示の実物潜水艦は「あきしお」。数々の任務を2004年まで果たしてきた、海上自衛隊の潜水艦。
JR呉駅から港に向かって歩くこと5分ほど。突如として出現するのがこの黒と赤の「てつのくじら」です。
威圧感を見るものに与える巨大な鉄の塊は、まさに陸に上がった鯨のような圧倒的な存在感。全長は約76mで幅約10m、重さは約2250tもあります。
映像や図鑑などで、目にしたことがある潜水艦。ここでは乗艦することができ、艦内に入って潜望鏡や操縦席を見学することができます。
さらに潜航中の環境を味わえるほか、生活ぶりなどをを疑似体験。海上自衛隊のOBや現役隊員などと、触れ合いながらじっくり見ることができます。
もともと呉には明治時代に設置された、日本全国で4ヶ所しかない海軍の本拠地である「鎮守府」がありました。これは日本の近代化の役割を担ったものの一つ。
そんな海軍から海上自衛隊へとつながる歴史が、こんな魅力的な希少体験ができる場所にしています。
潜水艦ファンには絶対外せないスポットですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿