海上自衛隊で潜水艦を語るのに外せないのが呉市。元は東洋一の軍港と呼ばれたところで、横須賀と並び称される旧海軍時代からの主要基地。
戦後は戦略的な利点が低下して、長く後方支援的な性質の基地でした。1990年代半ばに、練習艦隊司令部と第4護衛隊群司令部が移転。
以来、最新鋭護衛艦が配備され、「ひびき」型音響測定艦や「おおすみ」型輸送艦、練習艦など類を見ない艦が集中的に配備されています。
さらに潜水艦や補給艦、掃海母艦、敷設艦など在籍艦艇数は横須賀を上回るほど。桟橋と岸壁の数が多く、5大基地の中では最大の係留能力を持っています。
第1潜水隊群司令部や潜水艦教育訓練隊置かれ、潜水艦との繋がりも深いのが呉市。近くには、海上自衛隊呉史料館(愛称・てつのくじら館)もあります。
ここには日本で唯一とも言える、実物潜水艦「あきしお」を陸上展示。こちらは数々の任務を2004年までしてきた、海上自衛隊の潜水艦です。
ここでは乗艦見学することもでき、艦内に入って潜望鏡に触ったりや操縦席に座ることもできます。じっくり潜航中の環境を感じられるほか、生活状態などをを疑似体験。海上自衛隊のOBや現役隊員などに、話を聞くこともできます。
潜水艦好きなら、広島の呉市に出かけなければいけませんね。
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