海上自衛隊の潜水艦での隊員の期間についてみてみます。最初は自衛官候補生と海曹候補生の場合。
前年の7から9月に入隊募集期間があります。この期間中に自衛官募集コールセンターや地方協力本部に問い合わせて応募。9から10月頃採用試験があり、筆記試験をはじめ、適性試験、身体試験、口述試験を受けます。
合格すると翌年4月に教育隊入隊。横須賀と舞鶴、呉と佐世保の4ヶ所に教育隊があります。4ヶ月の間、自衛官としての勉強、運動などで体力を鍛えます。
そして8月には教育隊を修業。適性検査を受け、自分に合った部署や部隊に配属されます。
教育隊で実施する適性検査で、潜水艦部門に選抜されると全国から呉に集結。潜水艦教育訓練隊として9月から始業し、潜水艦について4ヶ月間学習をします。 これは12月になると、潜水艦教育訓練隊修業となり、横須賀か呉のどちらかに配属です。
ここからはいよいよ潜水艦に乗り込んで学習する、潜水艦部隊実習がはじまります。実際の潜水艦が教材となり、給料もUP。
そして入隊2年目となる5月には、潜水艦部隊実習が終了します。ここで艦長から憧れのドルフィンマークを授与されます。以後は、それぞれの技能を高めるのが仕事。
これが大体の海上自衛隊潜水艦の期間です。まさに挑戦ですね。
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